先日小林さんのブログで、
僕がエロ映画を監督する事が書かれていましたが、
昨日道場が終わった後、
「ちょっとエロいとこもある映画とは言いましたが、
そんなにエグくなく、どちらかといえば、
青春映画です」と言ったら、
帰り際「青春映画なら見に行くよ」と
おっしゃっていただきました。
シナリオ見せた人からは
「これ、青春じゃないですか!」
「『バタアシ金魚』や『台風クラブ』みたいな映画になるのかな」
という感想もらいました。
とはいえ、僕にとって青春というのは
恥ずかしい事をすることであり、
青春映画というのは、見ていていたたまれなくなってくる
ぐらいのモノじゃなければいけないと思っているので、
エロとは分けて考えられないところがあります!
京都造形芸術大学の映画学科長だった、映画監督の高橋伴明さんは、
「最近の日本映画は性から逃げすぎていて、
学生に作らせている映画でもベッドシーンを省略したがる。
無理やり入れさせてもすごくあっさりした描写でごまかす。
『エロから逃げるな!』って言ってるんだ」とおっしゃっていました。
昨日、道場参加者のアンケートに
古事記ですら性描写が多すぎて読めないという若者たちがいると
書かれてあって、師範一同驚かされましたが、
そんな若者たちに向かって
「お前らの青春だって、こんな風に情けなく、恥ずかしいだろう?」と
ぶちかますような映画を作りたいです。